ソフトボールと日常生活の中の両方で大切なことは「守る」ことです。ソフトボールであれば、ルールを守り勝利を得る。サインを守り忠実にプレーする。エラーすることなくフィールドを守る。日常生活であれば、自身が於かれた環境の中でルールやマナーを守り生活をする。約束事を守って生活をする。ソフトボールも日常生活も同じであると私は思っています。大切なことは約束を守り、社会のルールを守り生活をすること。それをしなければ誰も自分自身が言っていることに信用してもらえません。
また、皆さんは義務教育という中で生活をしているので身分の保障や権利について「守られます」しかし、義務教育の課程を修了すると社会の一員として生活することになりますから、今皆さんは何を学び、どのような生活をすればよいか考える必要性があります。親に甘えた生活をすれば、いつかは壁にあたり苦しい経験をします。また、見通しを立てて行動や計画をしなければ自分の夢や希望等の展望も薄れてしまいます。中学生のうちに挑戦し、失敗して学ぶことが生きていく人生のなかで最も大切なことであると思います。もちろん成功体験を得て成長することが一番ですが、成功するためにはたくさん失敗して成功するから価値があるものになります。
学ぶ身であるならば謙虚になるべきです。当たり前のように教えてくれる人がいて、情報や物を提供してくれる。それは当たり前でないことをもっと知って生活をすべきです。「一生懸命」になるならばもっともっと焦りを感じ、我慢しなければいけないことを私利私欲で生活している人に他者を抜いて成長することはありません。私は見ています。そういう人を全力で応援します。甘えが過ぎると人としての成長につながるわけではありません。
学年を越えて努力している人は努力をしています。休日、遊んでいる人の傍らで練習している人がいます。本気でやっている人を私は知っています。
備忘録
・・・☆ 決断の遅さと時間 ☆・・・
決断しないことは時として間違った行動よりもたちが悪い。
事実がたとえわかっていなくともとにかく前進すること。前進し、行動している間に事実が分かってくることもある。
努力が効果をあらわすまでには、時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。
ヘンリー・フォード(自動車フォード)「決断の遅さと時間」
そして、あなたが明日出会う人々の四分の三は「自分と同じ意見の者はいないか」と必死になって探している。
デール・カーネギー一部引用「人を動かす」
我は孤独である。我は自由である。善行はこれを他人に施すものではない。これをもって自分自身の義務を済ますのである。存在するとは、行動することである。
カント一部引用「行動と自由」