学生の本分は「学業」にあります。
「学業」とは将来に必要な知識や経験を学び、いざ社会に旅立つ時に「自立」できるようにするためにあると思っています。
中学生の皆さんはこれまでどんな奇跡を創ってきましたか?
大半の人は保護者が創ってくださった道に従ってここまで歩んできたのではないでしょうか。
それは正しいことであると思っています。しかし、中学生を卒業する=義務教育の過程を終了する。ことになるので、中学生を卒業した後は原則「自らの力(自力)」で生活することが求められます。
大切なことは、これまで作ってもらった「道」に対して、皆さんはどのように考えて歩んできたか。ということになります。「言われたことにすんなりと受け入れ、納得しその通りに行う。」、「自分の考えも踏まえながら試行錯誤する。」、「悩む。」そもそも「道」に従うことをしない。考え方や実行の仕方はそれぞれであったかと思います。
では、今「進路」を決めなければならないのに、まだ自分の将来像に対して向き合うことをしないならば、きっと将来もずっとそのままで人生を歩んでいくのではないでしょうか。大切なことは「今変わる」、「大きく変わる」=だから「大変」なのです。
気持ちや意志が変わらないのであれば、このままずっと変化もしないまま歳をとるだけです。いくつになってもアップデートできる人だけが幸せになれると思います。
「これでいいや」と思うのであれば、それもその人の人生。
親に頼ってばかりいる人が結果だけを求めようとしているのであれば、本末転倒です。
学業が優秀に越したことはありませんが、一生懸命これまで人生を送ることができた人は必ず「未来」があります。必ずです。
筆者はできる限りのことを今やりたいと思います。
☆☆☆備忘録☆☆☆
「自分の人生くらい、自分で責任をもちなさい」
何か気にくわないことがあると、親が悪い、教師が悪い、友達が悪いと人のせいにして・・・
いい加減目覚めなさい。
そんなことばかりしていると、自分では何も考えられない思考停止する人になるだけ。
イメージできる?
何か辛いことがあった時に、あなたたちにできることは、せいぜい目をつぶる事くらいのもの。
でも、目を閉じても、問題は消えてなくならない。目を開けた時に事態はもっと悪くなるだけ。
普段は個人の自由だなんて言って権利を主張するくせに、いざとなったら「誰かのせいだ。」なんて言って大人に守ってもらおうとして。
要するにいつまで経っても子どもでいたいだけ。悔しかったら自分の人生くらい、自分で責任をもちなさい。
「女王の教室 第7話のシーンより」
☆☆☆備忘録②☆☆☆
自主性や自由とか言って大人が放っておいたら、子は自由と非常識を混同するようになるだけ。悪いことが何なのかわからない人間になる。
一番必要なことは、まじめに勉強をすること。目上の者には従うこと・・・等、上辺の優しさなんて必要ありません。
「女王の教室 第4話のシーンより」
☆☆☆備忘録③☆☆☆
「愛することと甘やかすこと」は違います。
愛することは、子どもを親から自立させること。
甘やかすことは、子どもを親に依存させること。
※子が1人で前に進もうとしているとき、親が後ろに立って1人で歩くことができるように見守ること=愛すること。
※子が1人で前に進もうとしているとき、親が前に立って、子の腕を引いて歩いていくこと。=甘やかす。
「女王の教室 第3話のシーンより」