最近のFioletの練習、試合では「話し合い」活動をする機会が多い印象です。物事を決める時は「話し合い」を行い、みんなでよりよい方法を考えます。練習や試合で「なぜ?」「どうして?」と質問してくれる選手が増えています。これはとても素敵なことで、物事について深く考えるからこそ「もっと知りたい」と人は思うから成長ができると私は思います。
その上で、「メタ認知」することが大切であると言われております。「メタ認知」とは「自分自身を客観視すること」にあると思います。自分の行動はこれでよいのか。自分はどのような行動をすれば物事が建設的に捉えることができて、円滑に進むのか。メタ認知力を高めることで考え方の幅を増やしたり、効率的に行動できたり、ポジティブな活動を行うことができたりするのではないでしょうか。
【メタ認知】を考える。
・自分が発言をする際にメタ認知を行っていないと思ったままに言葉を発することになる。
→メタ認知が働いていると「言動は正しいのか」「その場に合っているのか」等を客観的に判断することができる。
・メタ認知が生まれたのは、ソクラテスによる「無知の知」の提唱。
→「知らないことを知っている」ということで、自分の認知を理解していると捉えると、メタ認知と言う事ができるのではないか。
→その後、別の学者が「メタ記憶」と言う言葉を使用して、心理学の研究をした。
〈4つの要素〉
①意見:個人の意見(例:私は方向音痴)
②経験:感情の背景となる経験(例:所定の場所へ行く時によく道に迷う)
③感情:経験した時の気持ち(例:道に迷って待ち合わせた相手に申し訳ない気持ち)
④価値観:意見や経験、感情から出た考え(例:私は方向音痴であると考える。理由は所定の場所へ行く時に、よく道に迷って待ち合わせた相手に申し訳ない気持ちになるからだ。しかし、他人にとっては同じ行き先でも道に迷うことがないかもしれない。)
★自分の得意、不得意の役割の分担を明確にすることが大切。
相田みつをさんが「みんな違って、みんないい」と言っているように、1人ひとりできること、課題があります。できるところは自分で行い、課題点は協力しながら進められると今後、社会を切り拓く力になるのではないでしょうか。御家庭のお話を是非、教えていただけると幸いです。Fioletの活動でも実践できるチャンスを頂けるのではないかと思います。
また、御家庭でもお手伝いや買い物、社会で必要な知識を与えてください。近年は電子化になっており、利便性が増しておりますが、原点、基本を知ることでメタ認知できるきっかけにもなるのではないでしょうか。
☆☆☆備忘録☆☆☆
チームスポーツ ~責任の果たし方~
・自主練してチームに合流する事
・控えの時ほど大きな声、大きな仕事(役を全うする)を行う。
・控えの時も準備を怠らない。
・どんな時も下を向かない。
・自分がリーダーと思い行動を。
・一生懸命
☆責任はとるものではなく、責任は果たすもの☆
それぞれにそれぞれの責任がある。
☆☆☆備忘録②☆☆☆
やりたい事をやったことが無い人に相談をするとできない理由を教えられるだけ。できないに等しい。やったことがある人を探して仲良くする事。やったことがある人を探すために、夢をいっぱい話せばよいのです。出会う人出会う人に夢をいっぱい話せばよいのです。いつか絶対に出会えるのです。そしてその夢を支えてくれる人があなたのまわりにはたくさんいます。だから1人や2人にそれは不可能であると言われても気にしないで、支えてくれる人を信じて歩み続けてください。 植松 努さんの言葉