「守破離」
このことばを理解すると豊かな心がさらに幅を広げるのではないかと思います。
武道から派生された言葉と呼ばれておりますが、武道に限らず「芸道、茶道、花道」等、その「道」において「形」が重要な役割を果たしていることを指します。
また「形」には言葉や動作では伝えることができない奥深さも含まれていることと筆者は感じています。
(呼吸や心、技もそれにあてはまります)
「初心貫徹」ということわざがありますが、「初心者だったころにもっていた気持ち。自分は未熟である」と謙虚な気持ちをもち続ける努力をすることに値しています。それでは「守破離」とはどういうことを指しているか。ことの語源は千利休の「利休道歌」にあるとされています。「規矩作法 守り尽して破るととも離なるるとても本をわすれるな」という歌の中の三文字から取っているともいわれます。
「守」は師の教えや考えを忠実に守ること。「破」は自分で工夫すること。「離」は独自の新しい世界観を確立すること。創造すること。
初心者がいきなり「破」や「離」を行うことは不可能です。「守」段階を経て順をたどることが大切なのです。そして「離」までたどり着いても「本をわすれるな」というように、たとえ基本から離れたとしても、根本の精神を見失ってはいけないことを指しています。※(日本空手協会HP一部参照)
また、「守破離」を行わないで物事を進めることを「形無し」ともいわれます。
「基礎」が大事。その基礎は人生の大切な「土台」になるはずです。Fioletで学ぶことは「技術」だけではありません。学ぶべき姿で学び、競技としても向上心の塊でなければ「上達」への道は遠いでしょう。
同時に「意識」も忘れてはなりません。2つのプレーを「意識」しながら練習に取り組みましょう。時間は有限です。誰も待ってはくれません。私たちはすべてにおいて「最強(様々な意味合いも踏まえて)の集団」になることを目標に重ねることができる人になりましょう。指導者も日々アップデートします。
≪究極の人たらしから学ぶコミュ力≫
・差し入れをするならば一番疲れている水曜日の午後5時
・差し入れにはメッセージ付きの付箋を添えたらさらに◎
・giveは軽いgiveで◎。日々種まきをする。
・話しかけられたら手を止めて聞く。
・人がピンチの時は自分よりも相手を優先する。
・助ける余地が見つからないから強がらない。
・尊敬される人より共感される人になる。
・なんでもやってくれる人のイメージを付けさせない。
・行動にランダム性を付けて相手に予想させない。
・助けてもらったら相手の三倍感謝と喜びの気持ちをもつ。
・出して良い弱みは100%信頼できる相手に出す。
・自分の苦手と得意を周りに表出する。
・部下には能力をほめながらお願いをする。
・感謝には継続性はないことを知る。
・人は誰かの役に立ちたい生き物であると理解する。
※Instagramより